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「全国民の一律前倒しは困難」 コロナワクチンの3回目接種で厚労相

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市野塊
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 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、後藤茂之厚生労働相は7日の閣議後会見で、2回目接種から原則8カ月以上とした接種間隔を「現状で全国民を対象に、前倒しを一律に行うことは困難」だと述べた。必要量は確保できるが、順次輸入されるため、供給や配送が追いつかない可能性があるという。

 後藤氏によると、2回目接種用ワクチンの配送が終わった時点で、米ファイザー社製は1600万回分、米モデルナ社製は2200万回分が国の在庫になった。この分は追加接種に活用でき、ファイザー製の一部はすでに自治体に発送・使用されている。

 さらに来年以降、平均すると、ファイザー製は1~12月に各月1千万回分、モデルナ製は1~6月に各月1250万回分のペースで輸入される見通しだ。ただ、実際の納品量は時期が迫ってから提示され、確実な予測は難しい。

 後藤氏は「優先度に応じて一定程度の国民に前倒しは可能」だとしつつ、新たな変異株「オミクロン株」に対するワクチンの効果を見極め、国内の感染動向や自治体の準備状況もふまえて「限られた条件の中で最大に効果がある前倒しをしていく必要がある」と述べた。製薬会社とは、供給の前倒しや追加供給についても交渉しているとした。

 3回目接種では、2回目まで…

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