博多港、事故の貨物船撤去 のりは、魚は…記者が船上から見た油の海

有料会員記事

古畑航希
【動画】博多港の堤防に衝突した貨物船を撤去=高橋伸竹、古畑航希、金子淳撮影
[PR]

 博多港福岡市)の防波堤に貨物船「LADY(レディー) ROSEMARY(ローズマリー)」(9576トン)が衝突した事故で、発生から10日目の7日、現場から船が撤去された。しかし、流出した燃料油の除去作業は現在も難航しており、漁業関係者からは影響を心配する声があがる。

 朝日新聞の記者が同日、油の除去作業に追われる漁師の船に同乗し、船上から油の流出状況や撤去作業の様子を取材した。

 7日午前8時。記者は漁師の城戸渉汰さん(28)らとともに、姪浜漁港(同市)から漁船に乗り込んだ。出発するとのりを養殖する漁場が目の前に広がり、数分で貨物船が見えた。水面には薄い油膜が張り、光の反射で七色に見える。一方、油の拡散を防ぐためのオイルフェンス内には真っ黒い油。においが鼻をついた。

 事故は11月28日深夜に発…

この記事は有料会員記事です。残り934文字有料会員になると続きをお読みいただけます。