高知・香南市長が辞職表明 談合で起訴の業者から10万円分の商品券

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冨田悦央 華野優気
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 高知県香南市の清藤真司市長は7日、市役所で記者会見し、辞職する意向を表明した。市発注工事を巡る官製談合事件で起訴された建設会社元社長から昨年8月、10万円分の商品券を受け取っていたと話し、「政治献金として法的に問題ないが、道義的、倫理的な責任は大変重い」と述べた。

 清藤市長によると、高知市内の飲食店で昨年8月、元市議と建設会社元社長の3人で会食した際に、元社長から商品券を渡された。元市議は入札情報を元社長に伝えたとして今年9月、公契約関係競売入札妨害などの罪で元社長と共に起訴された。

 この入札は昨年12月7日に公告され、17日にこの建設会社が落札した。清藤市長は会食について、「入札についての話は一切なかった」と説明した。

 今年9月ごろに事件に関し、県警や高知地検から複数回、参考人として任意聴取を受けたという。市長は「入札の最終決裁権者として任意聴取を受けた」と話した。商品券受領についても聴取されたという。この10万円分については今年10月、昨年分の政治資金収支報告書を修正して寄付として記載した、と説明した。

 官製談合事件では、元市議に最低制限価格に近い額を教えたとして市課長も今年9月に起訴された。だが地検は12月3日に起訴を取り消し、元市議らの起訴内容を「市職員から教わった」などと変更することを高知地裁に請求している。

官製談合事件では、元市議と建設会社の元社長の初公判が近く予定されています。焦点は何でしょうか。

 市長は会見で「多くの市民に…

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