今年発見の「レナード彗星」捉えた 熊本市内で天文愛好家が撮影

大木理恵子
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 今年発見された「レナード彗星(すいせい)」の撮影に7日、熊本市東区の井元義夫さん(69)が成功した。井元さんは「街中でも撮れるくらい明るい彗星。阿蘇のようにもっと空がきれいな場所だと、さらによく撮れていたと思う」と話した。

 尾がはっきりと見える彗星をとらえたのは、空が白み始めた7日午前6時すぎ。うしかい座の1等星「アークトゥルス」を目印にして位置を微調整し、望遠鏡で撮影したという。

 井元さんは、約50年にわたって趣味で天文写真を撮影している。熊本博物館(熊本市)ではプラネタリウムの解説員も務めている。

 国立天文台によると、レナード彗星は12月中旬ごろに向けて徐々に明るさを増して地球に近づき、来年1月初旬に太陽に最接近する見込み。レナード彗星が太陽へ接近するのは事実上一度きりで、二度と戻ってこないという。(大木理恵子)