ニンニク・牛肉で持ち帰りイベント 清水農協が支援

中沢滋人
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 北海道十勝地方の清水町で特産のニンニクと牛肉を農協などが無償提供し、地元の飲食店が独自メニューを作った「テイクアウト応援フェア」が開催中だ。環境に配慮した食器を使用し、持続可能なイベントをめざしている。

 町の恒例イベント「にんにく肉まつり」「十勝清水肉・丼まつり」は、コロナ禍の影響で中止になった。打撃を受けた町の経済を支えるため、JA十勝清水町(氷見隆雄組合長)などが呼びかけ、町役場、商工会、観光協会が協力した。

 参加するのは17店。無償提供された「十勝若牛」と「十勝清水にんにく」を使った独自メニューには、「十勝和牛にんにくギョーザ丼」「しみず丼(牛肉入りガーリックライス)」「十勝若牛ステーキすたみなプレート」などがある。

 また、持ち帰り用の容器は大手商社・丸紅の協力を得て、小麦の製粉時に出たかすなどで作った「循環型容器」が利用されている。町内数カ所に回収場所を設け、リサイクルを徹底している。

 町内の医療機関に勤める約300人には無料券が贈られた。氷見組合長は「相次いでイベントが中止などになっているなか、JAとして何か地域に貢献できないか考えてきた。これをきっかけに、環境への取り組みなど、後世に残していける取り組みにしたい」と話す。28日まで。(中沢滋人)