女性議員なぜ減った 超党派議連が衆院選を振り返る
横山翼
なぜ衆院選で女性議員が減ってしまったのか――。女性議員の増加をめざす超党派の「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」の会合が7日開かれ、各党の参加者が衆院選を振り返り、課題を出し合った。
10月の衆院選は、議連が推進した「候補者男女均等法」が施行後初めての衆院選だった。しかし、当選した女性は45人で前回を2人下回り、全当選者に占める割合も9・7%と、10%を下回った。
会合の冒頭、会長を務める立憲民主党の中川正春衆院議員は「女性議員の数を減らしてしまった。痛切に反省をして、何がいけなかったのか、何をしていかなければならないのか、これを原点に考えていきたい」と述べた。
自民党の井出庸生衆院議員は…

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