味よし、食感よし 松戸の矢切ねぎ、収穫大忙し

青柳正悟
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 【千葉】強い甘みと太いのが特徴の松戸市特産の「矢切ねぎ」が収穫の繁忙期を迎えている。

 江戸川沿いに広がる同市矢切地区の農地は約100ヘクタール。これだけ広大な農地は首都圏では数少なく、上流から運ばれる肥沃(ひよく)な土壌の恩恵を受けて育つ矢切ねぎは、シャキシャキした食感もあり、焼いてよし、鍋によし、と都内を中心に昔から珍重されてきた。

 唐沢圭輔さん(42)、明子さん(47)夫婦は約6千平方メートルの畑に作付けしている。11月中旬から収穫が始まり、いまが繁忙期。ネギ専用の収穫機械で盛り上がった畝(うね)から、葉が青々と成長した矢切ねぎを掘り出していく。「今年は太くなるのが早いね」と唐沢さんは笑顔で話す。台風の直撃がなかったため、浸水や病気の発生がなかったことで順調に育ったという。明子さんも「こんなによく、できたのは初めて」と目を細める。

 この後、高圧エアを使った自動皮むき機できれいに仕上げ、大半は地元の出荷組合を通じて都内の大田市場に出荷されるか、市内数カ所のスーパーで販売されるという。収穫は年末に向けて最盛期を迎え、来春まで続く。(青柳正悟)