「数秒で空が真っ黒に」 ジャワ島の火山噴火、死者は34人に

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ジャカルタ=半田尚子
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 インドネシアのジャワ島東部のスメル山の噴火で、降り積もった火山灰が住民を苦しめている。国家防災庁などによると、住宅2970軒が被災し、約4200人が避難所に身を寄せる。同庁は7日夜に記者会見し、死者は計34人、行方不明者は22人になったと発表した。

 スメル山のふもとでは、広さ17平方キロメートルのスンブルウル集落の8割が火山灰や溶岩で覆われた。灰は1・5メートルほど降り積もり、平屋建て住宅の一部は屋根まで覆われた。

 噴火は4日午後3時ごろ。集落のリーダーのアブドゥル・アジズさん(48)は「最初は何が起きたのか全く分からなかった」と振り返る。自宅では噴火による大きな爆発音は聞こえず、地面の揺れも感じなかった。「ほんの数秒で火山灰が夜のように空を真っ黒に埋め尽くした」という。

 周囲には硫黄のにおいが立ち…

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