動物園で世界初 iZooでガラパゴスリクイグアナ誕生

岡田和彦
【動画】ガラパゴスリクイグアナの赤ちゃん誕生 動物園の自然繁殖は世界初=岡田和彦撮影
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 静岡県河津町の体感型動物園iZoo(イズー)でガラパゴスリクイグアナの赤ちゃんが生まれた。同園によると動物園での繁殖は世界初だという。

 今月1日、ガラパゴスリクイグアナの展示場を小さなトカゲが走り回っているのに飼育員が気づいた。赤ちゃん3匹が生まれていた。体長は23センチ、体重38グラム。雌雄は不明。飼育員らの手や孵卵(ふらん)器などの助けを借りない自然繁殖だった。今はバックヤードの専用ケースで飼育している。

 ガラパゴス諸島(南米エクアドル固有種の大型のトカゲで、イズーではアフリカの飼育者から2017年に2匹、18年に6匹を入手し繁殖を目標に飼育してきた。

 繁殖にはまだ年月を要すると想定しており、母イグアナが地中に掘った穴に卵を産み土で埋める行動は確認できていなかった。森悠飼育課長(29)は「貴重な種の繁殖成功に私たちみんなびっくりしている。まだ地中に卵がある可能性もあり、慎重に観察していきたい」と話している。

 生まれたばかりの個体の様子が見られるのは極めて珍しく、近く公開する予定。(岡田和彦)