サウジ記者殺害容疑者を仏当局が逮捕 「王室の警備」を担っていた男

有料会員記事

パリ=疋田多揚、ドバイ=伊藤喜之
[PR]

 フランス当局は7日、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏がトルコにあるサウジ総領事館で殺害された事件に関わったとして、容疑者の男(33)の身柄を拘束した。仏メディアが報じた。パリ郊外のシャルル・ドゴール空港で、サウジアラビアに向けて出国するところだったという。

 仏ラジオRTLなどによると、男はハリド・オタイビ容疑者で、サウジ王室の警備を担っていた。トルコが国際刑事警察機構(ICPO)を通して国際手配していた。容疑者は本物の旅券を所持していたといい、フランスへの入国経緯はわかっていない。仏司法当局は近く、容疑者をトルコへ引き渡す判断をするための手続きを始める見通しだ。

 サウジとフランスをめぐっては、マクロン大統領が逮捕の3日前に同国を訪れてムハンマド皇太子と会談し、大型のビジネス契約が結ばれたばかりだった。皇太子は米国政府による調査報告書で、事件の作戦を「承認した」と結論づけられており、欧米の首脳が訪問を避けるなかでのマクロン氏の会談には批判が起きていた。

マクロン氏、皇太子と「タブーなく話した」

 AFP通信によると、マクロ…

この記事は有料会員記事です。残り401文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!