原点は「きれいなゴミを作る」ことへの疑問 利他の精神でバッグ製造

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編集委員・大久保真紀
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 なめらかで軽く、丈夫なエチオピア産の羊の革を使ったバッグを現地で製造する「andu amet(アンドゥ・アメット)」。3年前に東京・表参道に店を構えた。代表兼デザイナーを務める鮫島弘子さんは、「作る人も使う人も、手にしたみんなが幸せになるブランドにしたい」と語る。その根底に流れるのは、世代を超えて受け継いだ「利他」の精神だ。

 もともとは化粧品メーカーでデザイナー・プランナーとして働いていた。たくさんの化粧品を世に送り出したが、新商品を出すたび、売れ残った大量の商品が廃棄されていく。

 「私はきれいなゴミを作っている」

 こう感じて3年余で会社を辞…

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    井本直歩子
    (元競泳五輪代表・国連職員)
    2021年12月9日23時43分 投稿

    【視点】エシカルのお手本のような鮫島さんの製品たちは、デザインもクオリティも素晴らしく、私の友人たちにも人気です。安い大量生産品やブランド品よりも、こういったエシカルで質の高い製品を選ぶ消費者たちは今後増えていくと思っています。 この記事は鮫