京都の名所照らす「花灯路」、10日から嵐山で 今季が最後の開催に

北村有樹子
[PR]

 京都の観光名所をライトアップと生け花で彩ってきた冬の恒例企画「京都・花灯路」が10日、嵐山一帯から始まる。8日夕に試験点灯があり、桂川にかかる渡月橋や「竹林の小径(こみち)」がLEDライトやあんどんで幻想的に浮かび上がった。例年約200万人を集めてきた花灯路は、20年目の今回を最後に幕を閉じる。

 嵐山の花灯路は10~19日の午後5~8時半。「竹林の散策路」では、アーティストの村松亮太郎がLEDライトを使ったタンポポ型のデジタルアートオブジェを設置する。

 清水寺八坂神社の周辺などでは、来年3月4~13日に予定されている。いずれも散策は無料。

 花灯路は、観光客の減る冬から初春にかけての京都を盛り上げようと、京都府京都市、京都市観光協会などでつくる協議会が2002年度に始めた。「一定の役割を終えた」として今年度で見納めに。同市の財政難やコロナ禍での企業協賛金の減少も一因という。(北村有樹子)