立憲・泉代表、「中道」を宣言 前代表があまり触れなかった質問も

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神沢和敬
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 立憲民主党泉健太代表は8日、衆院本会議の代表質問で、代表就任後初めての国会論戦に臨んだ。岸田文雄首相に新型コロナウイルス対策など17項目の政策提案を行い、「政策立案型政党」をアピールした。

 泉氏は質問に先立ち、自民党総裁の岸田首相と共産党志位和夫委員長と誕生日が同じ7月29日であることに言及。その上で、「自民、共産のトップとの不思議な縁を感じるが、その両名のど真ん中でこれからの日本に必要なこと、遠慮なく申してまいります」と「中道」路線を宣言した。

 質問では「私たちは、様々な問題を起こす政府与党と戦い続けてきたが、決してそれのみの政党ではない」と主張。新型コロナ対応の水際対策の強化や、生活困窮者への支援を重視した経済対策への予算組み替えなどを提案した。一方、10月の衆院選で真相究明を公約した森友・加計学園問題や「桜を見る会」の問題については触れなかった。

 憲法改正については、首相が所信表明演説で「国会議員には憲法の在り方に真剣に向き合っていく責務がある」と述べたことを引き合いに、「自民党にはまず現行憲法に真剣に向き合っていただきたい」と指摘。「現行憲法の役割は非常に大きい」と述べた。

夏の参院選に向け 支持率回復を急ぐ

 立憲民主党の泉健太代表と西村智奈美幹事長が8日、就任後初めて代表質問に立った。来夏の参院選に向けて党の支持率回復が急務となるなか、「二枚看板」は泉氏が「提案型」、西村氏は「追及型」と使い分けて、岸田文雄首相との論戦に挑んだ。

 「提案があります」

 「政策立案型政党」を掲げる泉氏は「具体的に政府に提案する姿を示したい」と質問に臨み、何度も首相に顔を向けながら、訴えかけた。

 新型コロナウイルス対策をめ…

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