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オミクロン株「デルタ株を凌駕」 南アの実効再生産数、急上昇

有料会員記事新型コロナウイルスオミクロン株

市野塊、下司佳代子
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 新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織(アドバイザリーボード)は8日、会合を開き、新たな変異株「オミクロン株」について議論した。感染性の高さや再感染のリスク、ワクチン効果を弱めることなどが懸念されるとして、検疫以外で感染者が出ることも想定した対応の検討を求めた。

 会合では、国立感染症研究所が、オミクロン株が最初に報告された南アフリカでの変異株のサーベイランス結果を報告した。

 感染者1人が何人に感染を広げているかを示す「実効再生産数」は、記録がある九つの州でいずれも、オミクロン株の報告があった11月下旬から急上昇がみられた。

 それ以前は1程度だったが、ほとんどの州で一時3~4程度になっていた。非常に高い水準だ。ただ、報告の遅れなどがあり、今後数値が変化する可能性があるという。

 また、新型コロナの陽性者に占める変異株別の割合では、デルタ株が100%を占める状態から、オミクロン株に1カ月経たずにほぼ置き換わっていた。

 アルファ株からデルタ株の置き換わりは少なくとも2カ月はかかっており、感染力の高さがうかがわれた。

 専門家組織の座長を務める脇田隆字・感染研所長は「デルタ株を凌駕(りょうが)して増えてきていて、感染伝播(でんぱ)力が高いことがわかる」と話した。

 国内の感染状況も報告された…

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