サイクリングのお供にいかが 阿見で「チャリパン」発売

谷口哲雄
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 丸いパンを自転車の車輪に見立てたかわいいパッケージの「まいあみチャリパン」が、茨城県阿見町内のパン店4店舗で販売されている。企画した町の観光協会は「サイクリング客が町なかを訪れるきっかけになれば」と期待する。

 阿見町北部の霞ケ浦沿いには自転車道「つくば霞ケ浦りんりんロード」が通っている。観光協会によると、単にロードを走り抜けるだけでなく、町の観光スポットにまで足を延ばす人はそれほど多くないという。自転車にちなんだパンを買いに、町なかに立ち寄ってもらおうと企画した。

 白い自転車のイラストを印刷した透明な横長の袋を用意し、町内のりんりんロード近くにあるパン店4店舗に協力を依頼した。各店はあんパンやカレーパンなど丸いパンを2個入れて売る。イラストの車輪部分がパンに重なって見えるデザインになっている。

 名前の「チャリパン」は「自転車パン」の意味で、「まいあみ」には「私たちの阿見町」という親しみやすさを込めた。

 パンの種類は各店舗が日替わりで決める。2個入りで300~400円程度。各店とも毎日10袋ほどの限定販売で、来年5月ごろまでを予定している。自転車の客向けに駐輪用のサイクルラックを設け、空気入れや工具箱を用意している店舗もある。

 町中心部のパン店「アンソレイユ」では、売れ筋のコロッケパンやクリームパンなど2種類をセットでチャリパンにし、別々に買うより20~30円安く販売している。

 店長の吉田進一さん(53)は「最近はこれまであまり見かけなかったサイクリング姿の客が目立つようになった。週末は昼過ぎに売り切れることもある」と手応えを感じている。

 ほかに「麦のつぶやき」「グリンデルワルト」「ブーランジェリーコクスィネル」の3店舗でも販売している。

 観光協会の担当者は「パンを買うついでに町内の飲食店なども訪れ、町の魅力を知ってほしい」と話す。問い合わせは町役場内の観光協会(029・888・1111)へ。(谷口哲雄)