談合防止、制度の不備検証へ 市川三郷の第三者委、初会合

岩城興
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 山梨県市川三郷町の前町長らが逮捕、起訴された官製談合・贈収賄事件を受け、町の第三者委員会が8日発足し、初会合を開いた。事件の原因を検証し、町民の信頼回復に向けた再発防止の方策を提言する。

 初会合には、町側から遠藤浩町長や主要課の4課長が出席。委員を弁護士平嶋育造、公認会計士・税理士山本薫山梨大学理事市川満の3氏に委嘱し、平嶋氏が委員長に選ばれた。

 町側からは事件の経過のほか、事件後には入札参加業者を決める指名会議で町長を除外し、議事録をとり始めるなど改善点が報告された。三者委は町長の諮問を受け、今後は談合が起きた原因として制度上の不備や、組織の構造的な問題について検証。今年度内に答申する。

 会合後、平嶋委員長は「同じことが起こらないよう、(町の業務のあり方を)どのような形に変更すればいいのか、我々の公正な立場から見て、こういうところに踏み込めないかと、提言することが期待されていると思う」と述べた。(岩城興)