北京五輪、カナダも外交ボイコット 首相「中国での人権侵害に懸念」

ニューヨーク=中井大助
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 カナダのトルドー首相は8日、来年開催予定の北京冬季五輪パラリンピックについて、外交代表者を送らないと表明した。中国での人権侵害について懸念があるためという。同様の「外交ボイコット」は米国や豪州、英国も既に表明しており、カナダとしても足並みをそろえた形だ。

 トルドー氏は外交ボイコットの理由について「中国での人権侵害の報告を受け、重大な懸念を抱き続けている」と述べた。報道陣に対しては「過去何カ月間も、パートナーや同盟国と話し合ってきた」と語り、調整したうえでの判断だと強調した。

 CBCテレビによると、ジョリー外相は中国・新疆ウイグル自治区におけるウイグル族の人権侵害を特に懸念していると説明した。また、「中国に対して強いシグナルを送ることが我々にとって重要だ」と述べたうえで、10日から英国で開かれる主要7カ国(G7)の外相会合で、まだ外交ボイコットを表明していない国にも同調するよう求める意向を明らかにした。(ニューヨーク=中井大助

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