アップルへの改善命令を一時猶予 米控訴裁、アプリ課金めぐる訴訟

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 米アップル社に対し、iPhone(アイフォーン)向けのOS「iOS」上のアプリ内から、外部の課金サイトへの誘導を認めるように命じた9月の米連邦地裁の一審判決について、米控訴裁は8日、アップル側の申し立てを認め、この命令を一時猶予することを決めた。ロイター通信などが伝えた。命令の実施期限が9日に迫っていた。

 同通信によると、控訴裁は、世界的な人気ゲーム「フォートナイト」を運営する米エピックゲームズが、アップルを独占禁止法違反で訴えた訴訟の控訴審が続いている間は、外部の決済手段に誘導することを禁じているアップルの規約変更を一時的に猶予する判断をしたという。ロイター通信などは、結論が出るまでに1年以上かかる可能性があると報じている。

 連邦地裁は9月、「アップルが市場を独占している」などとするエピックの主張の大半を退ける一方、アップルに課金を巡る対応の改善を命じる判決を出していた。その後、双方が控訴していた。