台湾か、中国か 親中派が大統領選に勝利、揺れるホンジュラス

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サンパウロ=岡田玄
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 開票作業が続いている中米ホンジュラスの大統領選で、左派の野党「リブレ」のシオマラ・カストロ氏(62)の勝利が8日、確実となった。就任式は来年1月27日で、同国初の女性大統領となる。選挙期間中には、台湾と断交して中国と国交を結ぶと発言した。だが、新政権で要職を担うとみられる人の間でも意見が割れており、カストロ氏は台湾問題について沈黙を守ったままだ。

 大統領選は11月28日に投票された。選挙管理委員会の8日の発表によると、投票率は約68%。開票率は約98%で、カストロ氏が50・63%を得票。与党国民党のナスリ・アスフラ氏(63)は36・43%だった。開票されていない残りの票すべてをアスフラ氏が獲得しても、逆転はできない。

 大統領選の主な争点は、汚職や政治腐敗だった。当初の世論調査では、野党が分裂していたことからアスフラ氏がリード。しかし、世論調査で3位だった野党のサルバドル・ナスララ氏(68)が10月、出馬を断念し、2位だったカストロ氏支持を表明したことで形勢は逆転。カストロ氏の圧勝につながった。

 新政権で副大統領に就任する…

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