今年の一皿は「アルコールテイスト飲料」 店の経営を助けたと評価

沼田千賀子
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 今年の世相を反映する食を選ぶ「2021年 今年の一皿」に、「アルコールテイスト飲料」が選ばれた。飲食店の情報サイトを運営する「ぐるなび」などが9日発表した。コロナ下で飲食店での酒類提供が制限される中、店の経営を助けたことなどが評価された。

 「ぐるなび」の検索数や会員アンケートなどを元に、14年から発表されている。「アルコールテイスト飲料」は、アルコール度数が1%未満のため酒税法上の酒類にあたらないものの、製造方法の進化で味わいが酒類に類似。今年は、ビール各社がアルコール度数1%未満の「微アルコール」のビールを相次いで投入した。辛口日本酒やサングリアのテイスト飲料も登場した。

 主催のぐるなび総研は「アルコールを好む人、好まない人のどちらにとっても新たな選択肢となった」と評価した。

 昨年は「テイクアウトグルメ」が選ばれており、2年連続で新型コロナの感染拡大に絡んだ「一皿」となった。(沼田千賀子)