いまの子どもたちには、一生たばこを売りません NZで規制案

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西村宏治
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 ニュージーランド政府は9日、現在の子供たちは大人になってもたばこを購入できなくする喫煙規制案を発表した。「喫煙は予防できる死の主な要因だ」などと説明していて、2022年末までの法制化をめざす方針だ。

 政府が9日に発表した計画によると、いま14歳以下の世代には、生涯にわたって販売を禁止する規制を始める。たばこの販売は現時点でも18歳以上に限られているが、将来的にこの制限年齢が年々上がっていくことになる。ただ、販売が完全に禁止されるまでには、数十年かかる計算だ。

 これについて政府は、たばこ関連産業が対応していくための時間が必要だと説明。「将来世代への販売禁止は、これより上の世代でも喫煙を控えることにつながる」とみている。

 このほか24年にたばこの販売店を大幅に減らす規制を実施。25年には販売を低ニコチン製品に制限する。

 政府の統計によると、日常的な喫煙者は06~07年の18%から、19~20年の11・6%へと減ってきた。ただ、先住民マオリに限ると19~20年でも28・7%。06~07年の39%から減ってはいるものの、水準自体は高いのが現状だ。

 一方で19年には年間5千人ほどが喫煙に関係した疾病で亡くなったという。こうしたことを踏まえ、厳しい規制で喫煙関連死を減らしていく狙いがある。

 保健省のアイーシャ・ベロー…

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