インスタは「若者に悪影響」把握していたFB 内部文書が明かした姿

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 フェイスブック(FB、現メタ)への批判が強まったきっかけは、FBの元従業員フランシス・ホーゲン氏による内部告発だった。告発の元になった文書からは、傘下の写真投稿アプリ「インスタグラム」をめぐり、FBが社内調査で「若者への悪影響」を把握しながら、対応が後手に回っていた様子がうかがえる。

 文書などによると、FBは2020年12月、日本を含めた10カ国の5万人を対象に社内調査を行った。

 その結果、回答者の33%が、インスタ上で自分の見た目を他人と「しばしば」「いつも」比較すると回答した。10代の少女では48%にのぼる。10代少女の37%がインスタ上で自分の身体に対する感情が悪くなる投稿を「しばしば」みると答えたという。

 10カ国のうち、日本はインスタ上で受ける影響の大きさはメキシコと並んで最も低かった。調査では理由について、「選択肢の極端な回答を避ける傾向や、一部の技術のせいにするのを避ける傾向があるかもしれない」と分析している。

「何かをやっているかのように見せたかっただけ」

 インスタは2019年、「いいね」の数を非表示にするテストを日本など一部の国で始めると公表した。発表文では若者への悪影響については説明されていない。

 文書によると、この機能につ…

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