沖縄復帰50年 首相「感慨深い」記念事業検討 沖北担当相で初入閣

自民

磯部佳孝
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 来年5月の沖縄本土復帰50年を記念する式典の開催や切手発行などの記念事業について、岸田文雄首相は9日の参院本会議の代表質問で、前向きに検討する考えを示した。

 自民党有村治子氏の質問に答えた。

 首相は「沖縄の本土復帰の歴史的意義を想起し、沖縄の歴史に思いを致すとともに、沖縄の魅力や可能性を内外に発信することは重要である」と強調。沖縄県と連携して記念式典の開催を検討する考えを示した。

 2007年の初入閣が沖縄・北方担当相だったことを引き合いに、首相は復帰50年を「非常に感慨深い」と語った。

 有村氏が琉球王国時代からの歴史への理解を深めるため、記念切手の発行なども提案。首相は「提案も踏まえながら政府全体として検討を進めていく」とも語った。

 首相は沖縄への思いを述べる一方で、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐっては政府と県の対立が岸田政権でも続いている。(磯部佳孝)