ノーベル平和賞のジャーナリスト、報道の自由訴え 民主主義サミット

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ワシントン=高野遼
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 今年のノーベル平和賞の受賞が決まっているジャーナリスト2人が8日、米国が主催して9日に開幕する「民主主義サミット」の関連イベントにオンラインで参加した。強権的な政権への批判を続けてきた2人は、現代社会における報道の自由の大切さを訴えた。

 フィリピンマリア・レッサさんは情報化が進む現代における「ジャーナリズム」と「技術」の重要性について言及。「二つは異なるものだと思われがちだが、同じコインの裏表だ。情報がすべてをコントロールし、ジャーナリストの役割に取って代わっている」と指摘した。

 「怒りと憎しみが込められたウソが、事実よりも速いスピードで拡散している。マーケティングや広告の手段として始まったものが、いまや政治権力に利用されるようになった」と警鐘を鳴らした。

 情報社会における変化を「目に見えない核爆弾が爆発したかのように感じる」と表現し、民主主義の考えのもとで世界が一致して対応をとることの重要性を訴えた。

 同じくノーベル平和賞を受賞…

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