中国恒大集団を「部分的デフォルト」に引き下げ 格付け会社が発表

有料会員記事

北京=西山明宏
[PR]

 大手格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、経営危機にある中国不動産大手・中国恒大集団の格付けを部分的な債務不履行(デフォルト)を意味する「RD」に引き下げた。恒大は6日が猶予期限だった米ドル建て社債の利息について支払いが確認できていない。

 フィッチは今回の引き下げを「6日までに支払う必要があった米ドル建て社債の利息8249万ドル(約94億円)が支払われていないことを反映した」と説明。「RD」はフィッチの格付け21段階のうち、最も低く、デフォルトを意味する「D」に次ぐ下から2番目。破産手続きに入ったり、事業を停止したりしていないことが考慮された。恒大は9日までに利払いの遅れやデフォルトに関して何も発表していない。

 中国の金融関係者によると、中国ではデフォルトになっても銀行との取引が止まるなどの慣行がなく、事業を継続できる。中国航空大手の海航集団は2019年7月、デフォルトに陥ったが、海南省政府の関与のもと事業を継続。法的整理の手続きに入ったのは今年1月だった。

 地元の広東省政府が恒大に監…

この記事は有料会員記事です。残り272文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!