連続赤字の企業から違法献金 自民・棚橋氏の支部 8日付で返還

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 自民党棚橋泰文・前国家公安委員長(衆院岐阜2区)が代表を務める自民党岐阜県第2選挙区支部が、3年以上続けて欠損(赤字)を出した企業から2019年と20年に計24万円の政治献金を受けていたことがわかった。同支部は8日付で献金を返還し、政治資金収支報告書を訂正した。

 政治資金規正法は3事業年以上続けて累積の欠損がある企業からの献金を禁じている。棚橋氏の事務所は「法に照らして不適切であったと判明した」と話した。

 献金していたのは、同県大垣市の食肉販売会社「吉田ハム」。同社によると、前身企業から事業を引き継いだ16年度以降、19年と20年に12万円ずつ献金していたが、17年3月期以降の決算で毎年欠損が生じていたという。同社の担当者は「政治資金規正法について理解していなかった。深く反省して再発防止を徹底したい」と話した。

 棚橋氏の事務所は「寄付をいただいた時点では、企業が3年連続で欠損が生じていることは知らなかった」とした上で、「政治資金規正法などの法令の順守のために更なる注意を払っていく」とコメントした。