民主主義サミット、不参加の中ロ「守るのは米国の覇権」と反発

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北京=冨名腰隆 モスクワ=喜田尚
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 9日に開幕した「民主主義サミット」に参加しなかった中国とロシアは、強く反発している。

 中国は民主主義サミットが始まる直前の9日、汪文斌副報道局長が定例会見で「民主主義サミットは世界の民主主義を守るものではなく、米国の覇権を守るものだ。米国が民主主義の旗の下に政治ゲームをやっても、国際社会に反対されるだけだ」と強く牽制(けんせい)した。

 サミットが始まっても中国メディアはほぼ報じておらず、無視している状況だ。ただし、大きく伝えているニュースがある。米側の招待を受けていたパキスタンの不参加だ。

 共産党機関紙・人民日報系の…

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