大学発の災害調査ロボット、400万円余りで実用化 その実力は

有料会員記事

土井良典
[PR]

 がれきを乗り越えて負傷者を見つけたり、災害現場のデータを集めたり。そんな災害用ロボットを長年研究してきた愛知工業大工学部の奥川雅之教授(50)の調査ロボットが、インフラや工場の監視点検を想定して実用化され、販売が始まった。

 実用機は、コンピューターシステム会社サンリツオートメイション(東京都)の「監視点検用クローラロボット」(全長80センチ、幅46センチ、高さ32センチ、重さ24キロ)。奥川教授が2010年から研究してきた災害調査用ロボット「スコット」の技術を初めて実用化し、昨年4月に400万円余りで販売を始めた。

 仕組みは重機と似ている。駆動輪にあたるクローラー二つで走り、悪路で姿勢を安定させるサブ(補助)クローラーも四つある。カメラやセンサー、連続駆動1時間半のバッテリーなどを搭載している。

 最高時速は2・7キロ。高さ…

この記事は有料会員記事です。残り502文字有料会員になると続きをお読みいただけます。