年越しは特急「ひのとり」で、近鉄が終夜運転 JR西は終電延長

鈴木智之
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 JR西日本関西の大手私鉄5社の年末年始運転計画が10日まとまった。コロナ禍の影響で昨季は全社が見送った大みそか~元日の終夜運転は、関西では近畿日本鉄道を除く5社が2年連続で実施しない。

 近鉄は10日、吉野、田原本、湯の山、志摩各線以外の路線で終夜運転をすると発表した。大阪難波や名古屋と伊勢方面を結ぶ特急「ひのとり」も初めて運転する。広報担当者は「お客様の選択肢が増え、分散につながる」と話した。

 JR西日本も10日に運転計画を発表した。関西で終夜運転はしないが、京都・神戸線大阪環状線など8路線では元日午前3時ごろまで終電を延長する。

 南海電鉄も、南海線難波―高石間で元日午前2時以降まで終電を延ばす。阪急電鉄阪神電鉄京阪電鉄はいずれも終夜運転や終電延長はしない。京阪の広報担当者によると、近年は終夜運転の利用自体が減っていたという。「緊急事態宣言の解除後も利用状況が回復せず、積極的な運行計画が立てられない」としている。

 大阪メトロは終夜運転するか検討中で、来週中に発表する予定だという。(鈴木智之)