ソフト・山本、野球・伊藤両選手に北海道栄誉賞 「食らいついて」

岡田昇
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 東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール山本優選手(33)と、野球の伊藤大海選手(24)に10日、北海道が栄誉賞を贈った。道庁で鈴木直道知事から賞状を受け取った両選手は、ともに「うれしく思う」と述べ、道民らの声援が励みになったと語った。

 札幌市出身の山本選手は打線の柱として活躍し、優勝に貢献。「これからはソフトボールの発展や子どもたちの技術向上の力になれたら」と話した。

 鹿部町出身でプロ野球・日本ハムに所属する伊藤選手は、中継ぎ投手として3試合に登板し、無失点と好投した。「来年はビッグボス(新庄剛志監督)のもとで北海道を熱く盛り上げるように頑張ります」と述べた。

 鈴木知事から北海道の子どもたちへのメッセージを求められると、山本選手は「冬でも基礎をしっかり磨くなどできることはある。世界で戦える選手が出るとうれしい」、伊藤選手は「しっかり自分で考えて、取り組んで、負けじと食らいついてほしい」と答えた。(岡田昇)

山本選手 今季で引退表明

 ソフトボール・ビックカメラ高崎に所属する山本優選手は10日、今季限りで引退することを表明した。道庁での栄誉賞贈呈式後、報道陣の取材に応じた。「選手としてもっと上に上がっていきたいという気持ちがだんだん薄れてきたこともあり、指導のほうに行きたいという気持ちが強くなった」と理由を述べた。引退は今年に入り、東京五輪の前から少しずつ考えていたという。

 ビックカメラ高崎は2日、今シーズン限りで山本選手の支配下登録を抹消すると発表している。チームは今シーズン、女子日本リーグで3年連続14度目の優勝。全日本総合女子選手権でも3年ぶり3度目の優勝を果たした。