弁護士が泉田・星野両氏を聴取へ 「裏金」問題で自民党新潟県連

自民

長橋亮文
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 自民党泉田裕彦衆院議員(比例北陸信越ブロック)が同党の星野伊佐夫新潟県議から「裏金を要求された」と主張する問題で、自民県連は10日、第三者の弁護士が2人の意見を聴取し、違法性などを調査すると明らかにした。県連は星野氏の除名を求める申立書を泉田氏から受領。県連は年内に見解を示す考えだ。

 自民県連は同日、申立書が届いたため緊急の党議を開催した。県連などによると、泉田氏は申立書で、10月の衆院選で「裏金」を払わないと選挙に落ちるとの趣旨で要求されたため「星野氏は党員としてふさわしくない」と主張。さらに星野氏が記者会見で「裏金要求は自作」などと虚偽の発言があったことを問題視しているという。

 泉田氏の申し立てに対し、県連は「公平公正の担保のため」として、県内の弁護士3人に双方の主張を聴取するように依頼。弁護士からの報告を受けて、17日に予定されている党紀委員会で星野氏を除名するか結論を出す。

 また、長岡支部(支部長=星野県議)からの新潟5区の公認候補予定者となる支部長を泉田氏から交代するよう求める要望への対応も協議。他の支部の意見を聴いたうえで年内にも結論を党本部へ伝える。小野峯生幹事長は「県連への厳しい意見をいただいている。県連として結論を出して理解を図りたい」と述べた。

 星野氏は報道陣の取材に対し、改めて裏金ではないと否定。除名申し立ては「真摯(しんし)に受け止める。県連の決定に従う」と話した。(長橋亮文)