多国籍都市・大阪を舞台にした異色の映画「カム・アンド・ゴー」上映

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武田肇
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 インバウンド訪日外国人客)が押し寄せていたコロナ禍前の大阪で、アジア9カ国・地域の俳優らが参加して撮影された異色の映画が上映中だ。多民族国家として知られるマレーシア出身で、大阪を拠点に国際的に活躍するリム・カーワイ監督(48)が「大阪三部作」の最終作として制作した。

 題名は「COME&GO カム・アンド・ゴー」(158分)。撮影は大阪を訪れた訪日外国人が過去最多の1200万人超を記録した2019年だ。

 舞台は、戦災を免れた昔ながらの町並みを残しつつ個性的なカフェや雑貨店が並ぶ大阪市北区の中崎町を軸とする「半径約3キロ」。高層ビルもあれば、日本一長いとされる天神橋筋商店街、町工場もあるレトロとモダンが融合したエリアだ。ここで日本人と外国人が多言語で織りなす七つのドラマで構成される。シナリオは、リムさんが自らの「観察」を基に想像を膨らませて書いたという。

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