井上尚弥の世界戦、なぜPPVに? 仕掛け人の社長が語る

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 世界バンタム級2団体統一王者・井上尚弥(28)=大橋=の防衛戦(12月14日、東京・国技館)は、恒例となっている地上波の生中継がない。

 インターネット配信サービス「ひかりTV」と、インターネットテレビ「ABEMA」が、ペイ・パー・ビュー(PPV)と呼ばれる課金放送方式で、この国際ボクシング連盟(IBF)6位アラン・ディパエン(タイ)との一戦を売り出している。

 ひかりTVを運営するNTTぷららの永田勝美社長は、まだ日本で定着していないPPVに踏み切った理由を、こう話す。

 「一番の肝はスーパースターの井上選手という存在であり、大橋秀行会長の思いだ」

 日本のボクシング界で、競技だけで生活していけるのは一握り。「(日本のボクシング界のビジネスモデルを)変えなければいけない」と大橋会長らの思いに共感し、今春からプロジェクトが本格化したという。

 税込み4950円(GoToイベントの適用で実際は3960円)という価格設定には「高い」という声もあるが、永田社長は「入場チケットの代替と考えれば、かなり安いと思う。(無料で見られた)従来のテレビと比べていたら、この先の発展がなくなってしまう」と理解を求める。

 異例の試みが今後のボクシング興行にどんな影響を与えるのか。リング外の挑戦も注目を集めている。

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