サッカー天皇杯、大分と浦和が決勝進出 敗れた川崎は2冠逃す
サッカーの第101回天皇杯全日本選手権は12日、準決勝2試合があり、J1の大分トリニータと浦和レッズが決勝(19日、東京・国立競技場)に勝ち上がった。1993年のプロリーグ化以降、九州のJクラブが決勝に進むのは初めて。大分は2008年に手にしたナビスコ杯(現ルヴァン杯)以来のタイトルに挑む。浦和は第98回大会以来、3大会ぶりの頂点を狙う。
来季のJ2降格が決まっている大分は、神奈川・等々力陸上競技場でJ1を2連覇した川崎フロンターレと対戦。立ち上がりから川崎に攻め込まれるシーンが目立ったが、堅守で対抗した。0―0のまま延長に入ると、後半に先に失点しながら、終了間際にエンリケトレビザンがクロスを頭で合わせて追いつき、PK戦を5―4で制した。川崎は昨季に続く、リーグと天皇杯の2冠を逃した。
埼玉スタジアム2002でのもう1試合は、浦和が2―0でセレッソ大阪を退けた。前半29分に宇賀神友弥の得点で先制。巧みな試合運びですきを与えず、後半終盤には小泉佳穂が効果的な追加点を奪い、最後まで主導権を渡さなかった。
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