青森沖で4キロにわたりマイワシ?大量死 気温低下なく「原因不明」

横山蔵利
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 青森県下北半島の太平洋側沖合で、マイワシとみられる小魚が大量に死んでいるのが見つかった。海水温が低くなって大量死した例はこれまでにもあるが、今回は低下しておらず、関係者は首をかしげている。

 12日午前9時10分ごろ、下北半島の東側先端、尻屋崎から南東約46キロの沖合で、大量の小魚が死んで浮いているのを海上自衛隊八戸航空基地の航空機が発見した。現場を調査した八戸海上保安部によると、幅50~100メートル、長さ約4キロにわたって体長5~15センチほどの小魚が浮いていた。青森県産業技術センター水産総合研究所によると、浮いている魚はマイワシとみられるという。

 当時の気温は11・8度、海水温は14・5度だった。県内では2018年の冬に陸奥湾で気温が零下5度まで急激に下がり、海水温が1~2度まで低下したためマイワシが大量に死んだことがあった。昨年夏にも函館港で海水の酸素濃度が下がり、大量死したマイワシが見つかっている。

 今回の大量死について同研究所の担当者は「低温や太平洋沖での酸素濃度が低下しているわけではない。原因は分からない」と話している。(横山蔵利)