習氏とプーチン氏、15日にオンライン会談 米に対抗、中ロで連携

北京=冨名腰隆
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 中国・ロシア両政府は13日、習近平(シーチンピン)国家主席プーチン大統領が15日にオンラインの首脳会談を開くと発表した。米国が同盟国や友好国を巻き込んで中ロへの圧力を強める中、両国は軍事・経済両面で連携を強めており、対米戦略を強く意識した会談になりそうだ。

 首脳会談について、中国外務省の汪文斌副報道局長は13日の定例会見で「今年の両国関係と各分野での協力を総括し、来年の関係発展に向けた計画をトップダウンで定めるものだ。この会談でハイレベルの相互信頼が一層進むことを確信している」と述べた。

 バイデン米政権は中ロを「専制主義国家」と位置づけ、自国開催の民主主義サミットへの招待を見送った。中ロはこうした米国の動きを「覇権国の地位を保つ目的」(中国外交筋)、「新たな分断線を引く試み」(ロシア大統領報道官)などと批判し、二国間関係の強化へ動いている。

 中国にとっては来年2月の北京冬季五輪への外交ボイコットの動きが広がる中、プーチン氏の出席に期待が高まる。すでに中国側はプーチン氏が参加を快諾したと発表。ロシアもウクライナ情勢を巡り、中国の支持を得て孤立化を防ぐ狙いがありそうだ。(北京=冨名腰隆