校長室になぜ札束があった? 青の巾着袋、消えた茶封筒…事件を追う

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小野大輔
写真・図版
事件のあった小学校=兵庫県三木市内
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 兵庫県三木市の小学校で先月、校長室の金庫にあった現金120万円の一部が姿を消し、学校が県警へ窃盗の被害届を出す事態になった。現金はなぜ消えたのか。そして、校長室になぜそんな大金があったのか。

 市教育委員会によると、事件の経緯はこうだ。

 11月8日。市立別所小学校の6年生の担任2人が校長室の金庫を開け、異変に気づいた。

 「茶封筒がない」

 茶封筒には、修学旅行の積立金に使う6年生48人分の集金袋と、10月の修学旅行説明会で1万円ずつ集めた計48万円が入っていた。

 担任はすぐに校長へ報告。複数の教職員で校長室や職員室をくまなく探したが見つからなかった。

 ところが、4日後の12日朝、職員室前のソファの上で、児童が茶封筒を見つけた。現金48万円は全額入っている。だが、一件落着とはならない。そのソファは、前日夕方に教員たちがしっかり調べた場所だったからだ。夕方から翌朝までの間に、何者かが置いたことになる。

 さらに、事態はこれで終わらなかった。

「青の巾着袋」を確認すると…

 金庫には茶封筒とは別に、青…

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