原爆供養塔の鉢の無断加工 広島市が器物損壊容疑で被害届を提出

岡田将平、戸田和敬
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 広島市中区平和記念公園内の原爆供養塔にある献花用の鉢が無断でセメントのようなもので埋められていた問題で、市は13日、器物損壊容疑で広島中央署に被害届を提出した。署は受理した。

 鉢の水をためられるようになっていた部分が、セメントのようなもので埋められ、ろうそくを立てるためのような金属製の突起も2本つけられているのが今夏確認されていた。

 市は、以前は鉢に水を張るのではなく、線香を立てられるようにしていた時期があったことを写真で確認。「当時のような使い方がしたいという意図も感じられる」としつつ、無断での加工や修復費用の発生を踏まえ、被害届を出した。誰が加工したかは特定できていないという。市は20日に修復する予定。費用は数万円という。(岡田将平、戸田和敬)