米タイム誌「今年の人」はテスラのマスクCEOに 「規格外の影響」

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ニューヨーク=藤原学思
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 米タイム誌は13日朝(日本時間13日夜)、年末恒例の「今年の人」に、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)を選んだ。同誌編集長のエドワード・フェルセンタール氏が配信動画で発表し、「地球上の、潜在的には地球外の生命にも、規格外の影響を及ぼす」と理由を説明した。

 テスラの時価総額は10月に1兆ドル(約113兆円)を突破した。同誌によると、マスク氏は同社の株を約17%保有する「世界一の大富豪」。11月にはツイッターで持ち株の売却を支持するかアンケートを行い、実際に約50億ドル(5680億円)分を売却したことでも話題になった。

 また、宇宙企業「スペースX」を創業し、9月に民間のみによる世界初の地球周回旅行を成功させた。暗号資産(仮想通貨)にもツイッターで度々言及し、その発言一つで価格を上下させる。同誌の事前インタビューには「人類にポジティブな貢献をしている人は、誰であれ尊敬する」と価値観を語った。

 読者による事前のインターネット投票では計900万票以上が集まり、ブラジルのボルソナーロ大統領が最多となる24%を獲得。2位以下は、トランプ前米大統領(9%)▽医療従事者(6・3%)▽ロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(6%)▽ワクチン開発に貢献した科学者(5・3%)と続いた。

 「今年の人」は1927年から始まり、その選出には世界のメディアが関心を寄せる。近年の発表の場はテレビだったが、今年は初めて、同誌のユーチューブチャンネルが使われた。(ニューヨーク=藤原学思

 タイム誌が21世紀に入って選出した「今年の人」は以下の通り(肩書は当時)。

(2001年)米同時多発テロ

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