4回転5種、そして5回転へ 鍵山優真の未来、父の正和コーチが語る
フィギュアスケート男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)を指導する父の正和コーチが14日、朝日新聞などのインタビューに応じた。鍵山の現在地と、北京五輪の位置づけ、そして将来的な5回転ジャンプの挑戦についても言及した。
――鍵山選手が出場権を獲得していたグランプリ(GP)ファイナルが中止となりました。
「落ち込んではいけないので、その週は練習をめいっぱいしていましたね。状況的に仕方のないことなので、もう全日本に向けて、仕切り直していこうよという話はしました」
――五輪をかけた全日本選手権が迫っています。
「オリンピックがかかっていなくても、全日本は特別な試合。オリンピックと比べても遜色のないぐらい、ひょっとしたら、僕の中ではそれ以上の格付けになってくる試合なので、本当に大事にしたいです。オリンピックという言葉は、できるだけ出さないようにしています。いつもと同じように、一試合一試合、全力で取り組もうと話しているだけです」
――全日本はどのような目標を定めていますか。
「やっぱり300点。SP(ショートプログラム)で100点、フリーで200点を超えないと、世界のスケーターとして一流とはまだ言えないのかなということは、本人も僕も感じているところがあるので。今季の最大の目標になるんじゃないですかね」
――羽生結弦選手、宇野昌磨選手を追う立場から変化はありますか?
「確実に1枠を取る」。全日本、北京五輪への思いを語ります
「それは変わらないんです…
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