選手への取材はQRコード→代読 記者が驚いた北京五輪テスト大会

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張家口=井上亮
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 「どこに行くんだ。身分証を見せて」

 今月4日、北京から高速鉄道で1時間ほど離れた河北省張家口市を訪れた。来年2月に開催が迫る北京冬季五輪と同じ会場で行われたテスト大会を取材するためだ。

 張家口の駅を出て、タクシーでホテルに向かう。10分ほど走ると検問所で止められ、警察に事情を聴かれた。

 当初は駅から専用のシャトルバスに乗る予定だったが見つからず、大会関係者に問い合わせた上でタクシーに乗った。

 だが、新型コロナウイルス感染対策で、テスト大会に関係のない車は原則、乗り入れられないようになっていたのだ。記者用のホテルや会場などの行き来にはシャトルバスを利用しないといけないという。

 「取材許可証がないと入れない」「それを取りに行くためには、まずホテルに入れてもらわないと……」

 30分ほどやり取りし、何とかホテルに入ることができた。

 張家口への出張が決まった時から、別の不安もあった。

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