ナワリヌイ氏にサハロフ賞 代理受賞の長女「名誉だが悪夢」

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モスクワ=石橋亮介、ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)の欧州議会は15日、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に、人権や民主主義を守る活動の功績をたたえる「サハロフ賞」を贈った。授賞式には、ロシアで収監されているナワリヌイ氏に代わって長女のダリヤさん(20)が出席し、「独裁者や暴君との融和はあり得ない」と訴えた。

 授賞式では「ロシアにおける反汚職と人権、民主主義のための戦いの証し」と書かれた証書がダリヤさんに渡された。ダリヤさんは、獄中の父の代理を務めることは「名誉だが、自分と家族にとっては悪夢だ」とスピーチ。「現実主義の裏には冷笑主義や偽善が潜んでいる」と主張し、国際社会がプーチン政権に融和策ではなく、より強い対応をとるよう求めた。

 EUについて、「歴史を通じて戦争をしてきた国々が生んだ驚くべき奇跡だ。将来、私の国もその一部になると信じている」とも語った。

■「拷問され、毒を盛られ、投…

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