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スケボー転倒、子どものけが相次ぐ 半数が骨折、脳挫傷なども

前田朱莉亜
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 スケートボードで転倒して、子どもがけがをする事故が相次いでいる。東京五輪の影響でチャレンジする人が増えているが、骨折など大けがをする場合も多く、消費者庁は「転ぶという前提で、ヘルメットやプロテクターなどを着用してから遊んでほしい」と呼びかけている。

 今年11月末までの11年間に全国の医療機関から消費者庁に寄せられた事故は230件。このうち173件が6~12歳による事故。105件で骨折し、92件で頭や顔、首にけがをしていた。脳挫傷など頭蓋(ずがい)内を損傷したケースも6件あった。

 単に滑るといった一般的な乗り方をしていて転倒し、けがをしたケースが176件と最多。ひじやひざを保護するプロテクターなどをつけずに滑り、けがをしたケースが多いとみられる。車輪が四つある通常タイプに加え、近年は2輪タイプのボードも流通しており、全体の約3割にあたる64件は2輪タイプで起きていた。

 けがを防ぐため、消費者庁はプロテクターやヘルメットに加え、手首を保護する「リストガード」も着用するよう促す。また、禁止された場所や車・人通りの多い道路では滑走しない▽でこぼこや傾斜があったり、ぬれていたりする路面は避け、障害物がない平らで広い場所を選ぶ――などの注意点を挙げている。(前田朱莉亜)