雪化粧の絶景 トロッコで満喫 運転体験なども 富山

竹田和博
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 トロッコ電車で有名な黒部峡谷鉄道富山県黒部市)がこの冬、トロッコの運転体験会を開いたり、初めて冬場に乗客を乗せてトロッコを走らせたりと、様々な企画を催す。

 運転体験会は、運転士のサポートのもと、本物のディーゼル機関車で「宇奈月駅」構内の体験コース(約150メートル)を2往復するというもの。12月25日から来年3月21日までの土日・祝日など(一部除く)に開催し、10歳以上(小中学生は保護者の同伴、高校生は同意が必要)で乗り物の乗降や階段の上り下りに支障のない人が対象。所要時間は1時間ほど。参加費は1万円で、宇奈月温泉に泊まると2千円の割引がある。

 また、車両の分解点検の様子を見学できる「車庫見学会」を、来年1月23、30日、2月20、23日の各1日2回開く。車庫へは、普段乗れない旧式のトロッコ電車で移動する。参加費は大人2千円、小学生1千円、未就学児無料。

 さらに、トロッコから、雪化粧した黒部峡谷(富山県黒部市)を眺める「冬の黒部峡谷プレミアムツアー」を来年1月に開く。1971年の開業以来、冬場に乗客を乗せてトロッコを走らせるのは初めてだ。

 同社ではこれまで、トロッコ電車が動かない冬場の誘客に力を入れ、運転体験などを企画してきた。そんななか、コロナ禍で、国から観光関連の補助金が出たのを機に、社内でトロッコを走らせる案が出たという。担当者は「橋の上から見える雪景色は絶景です」とアピールする。

 ルートは片道約600メートルで、宇奈月駅から新山彦橋を渡り、その先のトンネルで折り返す。冬場は電気が通っていないため、普段工事列車として使うディーゼル機関車に客車を取り付けて走らせる。乗車前には、黒部川電源開発の歴史を知ることができる関西電力の黒部川電気記念館などを見学できる。1月8~10、15、16日の各1日4回。参加費3500円。

 それぞれの企画の詳細や予約は、同社企画広報係(0765・62・1800)へ。(竹田和博)