野党の最大の支援団体である連合は16日、衆院選の総括文をまとめた。立憲民主党と共産党が中心となって進めた「野党共闘」の見直しを迫るが、来夏の参院選では組織内候補の当選も見通せない。「与党シフト」の動きが出るなど、連合の足元は揺らいでいる。(藤崎麻里、鬼原民幸、岡本智)
「立憲民主党と市民連合、共産党との関係で、連合組合員の票の行き場がなくなったのは事実としてあったのではないか」
芳野友子会長はこの日の記者会見で衆院選の結果にそう言及した。「共産との決別」が必要だとする考えを、立憲の新執行部に伝えるつもりか問われると「連合の考え方ははっきりしている。お伝えする」。
立憲が議席を減らし、当時の…
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