ベルリン受賞作は四股で始まった 河井青葉が語る「濱ちゃん」の演出

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石飛徳樹
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 濱口竜介監督が大学院時代に撮った作品に出演していた河井青葉。ベルリン受賞作「偶然と想像」でまた独特の演出に触れた。

 ベルリン、カンヌと連続受賞し、世界が注目する濱口竜介監督を、親しみを込めて「濱ちゃん」と呼ぶ。それもそのはず。13年前、大学院生だった濱ちゃんが撮った「PASSION」に出演しているのだ。

 「偶然と想像」は喜劇調の短編を集めたオムニバス。彼女は第3話の「もう一度」で仙台に住む主婦を演じる。仙台駅前で一人の女性と出会うのだが、こちらも「PASSION」に出ていた占部房子が演じている。第2話の渋川清彦を含め、「PASSION」同窓会の様相だ。

 「同じ濱口組を経験しているという意味で、占部さんには勝手に親近感を持っていました。濱ちゃんは昔からリハーサルに時間を掛けていました。そこは全然変わっていない」

 2人の女性は高校の頃、恋愛関係にあった。久々の再会に話が弾む2人だったが、なんとそれは完全な勘違いで、実は見ず知らずの他人だったことが分かる。ところが、そこから2人は意外な行動に出る。

 「知人と勘違いしてハッとし…

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