NATO事務総長、ロシアに「妥協しない」 ウクライナの加盟めぐり

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ブリュッセル=青田秀樹
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 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は16日、緊張緩和のためだとしてロシアがウクライナのNATO加盟断念を求めていることについて、「決めるのは主権国家であるウクライナとNATOメンバーだ」と改めて強調した。「決して妥協しない」とも語り、ロシアの要求を拒んだ。

 ロシアは、2014年に併合して実効支配するウクライナ南部クリミア半島やウクライナ東部の国境付近に約10万人の兵力を結集しているとされ、ウクライナに侵攻するのではないかとの懸念が深まっている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領と会談したストルテンベルグ氏は記者会見で「(ロシアの)軍備増強が止まったり緩やかになったりする兆しはなく、なお続いている」と指摘した。そのうえで、NATOが共同訓練や装備供与を通じてウクライナを支援しているのは、「防衛のためであり、決してロシアへの脅威にはならない」と説明し、緊張緩和に向けて「協議する用意がある」と語った。またNATOは「ロシアが緊張緩和への具体的な動きをとれば、信頼関係を築く措置をとる考えだ」などとする声明を出した。

 一方、ゼレンスキー氏は、親…

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