新年準備は角を立てずに 岐阜で祝だいこん出荷最盛期 

松永佳伸
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 関西地方の雑煮の具に欠かせない「祝(いわい)だいこん」の収穫と出荷作業が16日、岐阜市の農家で始まった。27日までに約70万本が大阪の市場へ出荷される。

 JAぎふなどによると、祝だいこんは長さ20~30センチ、直径3センチほどと小さくて細いのが特徴。煮崩れしにくく、関西地方では「角が立たないように」と輪切りにして雑煮に入れる。

 岐阜市鷺山の農業北川清典さん(66)方の作業場では、1本ずつ水洗いし、サイズを合わせて2、3本の束にしていた。

 岐阜県内では1993年に生産が始まった。現在、岐阜、羽島両市で30戸の農家が約5・3ヘクタールで栽培し、全国シェアの約7割を占めるという。今年は、新型コロナの影響による「巣ごもり」需要で、昨年に比べて約10万本多い出荷を見込んでいる。(松永佳伸)