忍び寄る轟音 厚木、硫黄島、岩国…… 米軍の離着陸訓練はどこへ

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成沢解語
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現場へ! 馬毛島

 今年10月13日、米軍岩国基地山口県岩国市)。米軍の戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットがゆっくりと高度を下げ、着陸しようとしていた。だが、滑走路に車輪が接すると、再び急上昇していった。

 「タッチ・アンド・ゴーだ!」。滑走路を見渡せる近くの堤防から、戸村良人(75)が叫んだ。ほぼ毎日、米軍機を撮影し、訓練などの監視を続ける。機体は「バリバリ」という爆音を残し、戸村の頭上を飛び去っていった。空中の振動が地上まで伝わってきた。

 タッチ・アンド・ゴーとは、着陸した直後に離陸すること。米軍が地上の滑走路を空母の甲板に見立て、艦載機の発着を繰り返す陸上離着陸訓練(FCLP)の中でも実施される。

 FCLPは主に艦載機部隊が…

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