運命の1枚で来日 英国人女性、着物研究家からインスタグラマーに

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才本淳子
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 1年365日のほとんどを和装で過ごす。大学で着物文化を説く傍ら、自らモデルとなり、コーディネートした着物姿を発信する人気インスタグラマーでもある。

 イギリス出身。大学の夏休みに旅行で初来日した24歳の時、骨董(こっとう)市で運命の一枚に出合った。赤い長じゅばん。鮮やかな赤、しなやかな光沢。心を奪われた。友人に「これは下着のようなもの」と言われ、ますます興味を持った。

 「もっと着物のことが知りたい」。日本で暮らすことを決め、英語を教えながら、着物の本を読みあさり、呉服屋さんを訪問しては質問を繰り返した。「着物を知るために日本語を勉強し、着物が日本の文化を教えてくれた。着物が私の先生」

 もともとファッションの世界が好きだった。双子として生まれ、幼い頃はおそろいの服を毎日着せられ、妹とよく間違えられた。「私は私よ」。ファッションは、個性を主張するツールだと思った。

 着物は柄で季節や気持ちを表…

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